「身体がこわばって、寝返りや着替えに時間がかかる」「立ち上がるときに動き出しにくい」「肩や腰の張りがつらい」
パーキンソン病のある方は、こうした困りごとを日々の生活の中で感じることがあります。ご家族にとっても、どのように身体を支えればよいか迷う場面があるかもしれません。
訪問鍼灸マッサージでは、ご自宅や施設で、痛みやこわばりへのケアと、身体を動かす機会づくりをお手伝いします。主治医による治療やリハビリを続けながら、ご本人が過ごしやすい毎日を支える方法の一つです。
訪問でお手伝いできること
- 肩・腰・手足などの張りや痛みに合わせたマッサージ・鍼灸
- 動かせる範囲に合わせた関節運動や、日常動作を意識した運動
- その日の体調や、普段の生活で困っていることに合わせたケア
パーキンソン病のこわばりと、日常生活の困りごと
パーキンソン病では、筋肉のこわばりや動作の遅さ、手足のふるえなどがみられます。症状の現れ方には個人差があり、同じ方でも時間帯によって動きやすさが変わることがあります。
筋肉のこわばりは「筋強剛(きんきょうごう)」「筋固縮(きんこしゅく)」とも呼ばれます。手足だけでなく、首や体幹の動かしにくさ、筋肉や関節の痛みにつながる場合もあります。
- 寝返りを打つ、ベッドから起き上がるのに時間がかかる
- 服に袖を通す、腕を上げる動作がしにくい
- 椅子から立つときや、歩き始めに動き出しにくい
- 肩や背中、腰の張りが気になる
施術を考えるときには、「身体が硬い」ということに加えて、生活のどの場面で困っているかを共有することが大切です。「朝の着替えを少し楽にしたい」「今できている寝返りを続けたい」といった具体的な希望が、ケアの目標になります。
訪問鍼灸マッサージでできる3つの支援
1.筋肉の張りや痛みに合わせたケア
首・肩・背中・腰・手足などの状態を確認し、筋肉の緊張や痛みの緩和を目指してマッサージを行います。必要に応じて鍼灸も取り入れ、刺激の強さや施術する部位を調整します。
強く押したり、痛みを我慢したりする必要はありません。受け心地や表情を確認しながら、その日の体調に合わせて進めます。鍼灸が初めてで不安な場合も、遠慮なくお伝えください。
2.関節を動かす機会をつくり、動きやすさを支える
身体を動かす機会が減ると、関節の動かしにくさや筋力の低下が重なることがあります。ご本人が動かせる範囲を確認し、無理のない関節運動や運動療法を組み合わせます。
「腕を動かして着替えやすくする」「身体の向きを変える動作を保つ」など、普段の暮らしにつながる目標を大切にします。関節を力任せに伸ばさず、痛みや疲れに配慮しながら取り組みます。
3.いつもの生活環境で、身体の変化を確認する
訪問では、普段使っているベッドや椅子での様子、ご本人が過ごしやすい姿勢などを確認できます。施術中の反応だけでなく、次の訪問までの痛みや動きやすさ、疲れの残り方も伺います。
ご本人の「楽に感じる」「ここが気になる」という感覚と、ご家族の「着替えのときの様子が違う」といった気づきを、施術内容の調整に役立てます。
主治医の治療・リハビリと合わせて考える
パーキンソン病のケアでは、主治医による薬の調整と、お身体の状態に合ったリハビリが大切です。訪問鍼灸マッサージは、その治療を続けながら、痛みやこわばりへの対応と日常動作の維持を支える補助的なケアとして位置づけます。
薬が効いて動きやすい時間と、効き目が弱まって動きにくい時間がある方もいます。訪問時には、普段の服薬時間や体調の変化もお聞かせください。施術後の変化には個人差があるため、反応を確かめながら進めます。
すでに訪問リハビリやデイサービスを利用している方は、その内容や予定も踏まえて相談できます。サービスごとの役割については、訪問鍼灸マッサージと訪問リハビリの違いもご覧ください。
ご自宅でのケアは、無理なく続けられる形に
動きやすい時間帯に、短い時間から
主治医やリハビリ担当者から教わった運動は、体調のよい時間帯を選び、休憩を取りながら続けましょう。回数や負荷を一律に増やすよりも、ご本人に合った方法で身体を動かすことが大切です。
ご本人の動き出しを待ち、落ち着いて声をかける
動き出すのに時間がかかるときは、急かさず、一つずつ動作を確認します。立ち上がりや歩行の介助は、ご本人に合った方法を専門職に教わり、転倒に注意して行いましょう。
気になる変化を、短く記録しておく
「朝の着替えに時間がかかった」「夕方に腰の張りが強かった」など、いつ・何に困ったかをメモしておくと、診察や施術の際に伝えやすくなります。
急に動けなくなった、転倒後から強い痛みがある、いつもと明らかに様子が違う場合は、施術を待たずに医療機関へ相談してください。
施術の回数・時間は、その方の状態に合わせて
みなとケアでは週1〜3回、1回20〜25分程度の施術をおすすめしています。パーキンソン病という病名だけで回数を決めず、こわばりや痛みの程度、体力、生活の予定、ご本人の希望に合わせてご提案します。
痛みやこわばりが強い方、関節の動かしにくさが大きい方には、週3回のこまめなケアをご提案することもあります。続ける中で疲れが残る、体調が変わったといった場合は、内容や頻度を見直します。
詳しくは施術の頻度・時間の目安をご覧ください。保険利用の条件や料金については、料金・保険のご案内をご確認いただけます。
神戸・明石で、パーキンソン病の身体のケアをご相談ください
みなとケアは、神戸市垂水区・須磨区・西区・長田区、明石市東部・西明石周辺を中心に、ご自宅や施設へ訪問しています。
「こわばりや痛みを少しでも楽にしたい」「自宅で身体を動かす機会をつくりたい」など、普段の生活で気になることからご相談ください。無料体験でお身体の状態とご希望を伺い、施術内容をご案内します。
無料体験は、ヒアリング・身体評価・お試し施術・ご説明を含めて約40分です。詳しくは無料体験の流れと準備するものをご覧ください。
